太陽電池最大手、茂迪（モテック・インダストリーズ）が７日発表した３月の連結売上高は前月比2.4％増、前年同月比195.9％増の32億4,200万台湾元（約110億円）で、過去５年で最高だった。昨年６月に聯景光電（トップセル・ソーラー・インターナショナル）を買収し、太陽電池とモジュールの出荷量が増加した。８日付経済日報が報じた。
モテックの第１四半期の連結売上高は前年同期比129.7％増の96億2,000万元となった。証券会社は、太陽電池価格は依然高いと指摘した。
太陽電池メーカーの元晶太陽能科技（ＴＳＥＣ）の３月の連結売上高は前月比16％増、前年同月比55.3％増の７億9,900万元で、過去最高を更新した。第１四半期の連結売上高は前年同期比28.7％増の21億8,300万元だった。同社は現在の生産能力が800メガワット（MW）で、５月に930～950MW、年内に1.3ギガワット（GW）まで増強する予定だ。現在その資金調達のために７億5,000万元の増資を行う。
