ニュース 電子 作成日:2016年4月11日_記事番号:T00063445
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)が8日発表した第1四半期連結売上高は、前期比9.41%減、前年同期比17.61%増の559億500万台湾元(約1,860億円)だった。第4世代(4G)スマートフォンチップの受注が予想以上だった。9日付工商時報が報じた。
メディアテックの3月連結売上高は、前月比61.13%増、前年同月比4.59%増の213億3,700万元で、過去5カ月で最高だった。同社は同日、液晶パネル用ドライバIC設計の奕力科技(イリテック)買収は第2四半期に完了する見通しと発表した。
液晶ドライバIC最大手の聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)は、2月の台湾南部地震の影響で、第1四半期連結売上高は前期比13.16%減、前年同期比13.61%減の109億7,000万元で、予想を下回った。
NAND型フラッシュメモリー用コントローラIC設計の群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)は、第1四半期連結売上高が前期比4.39%減、前年同期比18.76%増の99億600万元となった。NAND型フラッシュメモリー価格の反転上昇に恩恵を受けた。
通信用IC設計大手、瑞昱半導体(リアルテック・セミコンダクター)の第1四半期連結売上高は前期比2.74%減、前年同期比20.7%増の89億8,700万元だった。証券会社は、IoT(モノのインターネット)関連の無線通信用チップの需要が増えており、第3四半期も好業績が続くと予想している。
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