ニュース 商業・サービス 作成日:2016年4月13日_記事番号:T00063510
交通部観光局は12日、3月23日から4月5日までに受理した中国人の訪台申請のうち、個人旅行客が前年同期比15%減、ツアー客が30%減となったことを明らかにした。1日当たり受け入れ枠が5,000人であることから、半月で1,000人が減少した計算になる。13日付中国時報が伝えた。
海外から台湾を訪れる観光客は昨年1,000万人を超えて1,043万人に達し、今年は1,075万人の誘致が目標だ。今年1~2月の時点では前年同期比13.8%増の178万5,000人が訪台したが、今後中国人客が激減すれば、海外観光客数が17年ぶりに減少に転じる可能性が出てきた。
中国人観光客をめぐっては、中国各地の省レベルの旅游局(観光局)が3月下旬から6月末まで訪台客を3分の1削減するよう通達したと伝えられたが、統計数値にそれが表れた格好だ。
台湾観光局の林坤源国際組長は「各国とも観光客の減少に直面する可能性があり、政府として随時対応策を取り、市場の安定に努める」と述べた。
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