ニュース 機械 作成日:2016年4月15日_記事番号:T00063563
航空機・部品メーカー、漢翔航空工業(AIDC)が高雄市の岡山工場に建設したクランクケース第3工場が14日に稼働した。廖栄鑫董事長は「第1、第2工場および千附実業(チェンフル・インターナショナル)、晟田科技など20社を超える協力メーカーと共同で世界レベルのクランクケース製造拠点を構築したい」と表明した。15日付工商時報が報じた。
廖董事長(左4)は、クランクケース第3工場は建屋設計から設備に至るまで、全てインダストリー4.0(第4次産業革命)のコンセプトを取り入れたと説明した(漢翔リリースより)
廖董事長によると、新工場では第2四半期よりロールス・ロイス社のジェットエンジン「トレントXWB」など向けに生産を開始する。生産設備についてはまずトレントXWB用クランクケースの量産に必要な設備を導入し、その後、GEアビエーションの「LEAP」など次世代エンジン向け製品生産を目指して設備投資を進める方針だ。
また廖董事長は新工場について、政府の国産品優先政策に応じ、5軸加工機など新たに導入した設備の80%は台湾製だと強調した。
このほか、同社が新たに建設中の先進複合材工場(TACC-19)は6月に完成予定で、第3四半期にエアバス社で認証テストを進める計画だ。
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