ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年4月19日_記事番号:T00063627
鉄筋大手、豊興鋼鉄は18日、台湾域内向け鉄筋価格を1トン当たり1万3,800台湾元(約4万6,000円)へと700元引き上げた。値上げは7週連続で、上げ幅は5.34%と過去20年で最大だ。型鋼の価格は据え置いた。19日付工商時報が報じた。
同社は鉄スクラップ買取価格も1トン当たり7,200元へと500元引き上げた。上げ幅は7.46%。鉄筋価格は3月1日からの累計で25.45%、鉄スクラップ買取価格は2月末から累計56.52%の引き上げとなった。
同社は、最近ベトナム、インド、トルコなどの業者が鉄スクラップを競って購入しており、国際価格が上昇していると説明した。米国のコンテナ鉄スクラップ価格は1週間で1トン当たり15米ドル、ばら積みは25米ドル上昇した。
豊興鋼鉄の値上げを受けて、東和鋼鉄企業(東鋼)、威致鋼鉄工業、海光企業などの追随が予想されている。
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