自動車情報誌大手のプロトコーポレーション（本社・名古屋市中区、神谷健司社長）が台湾で車両状態情報の開示サービス「Ｇｏｏ鑑定」を展開するために立ち上げたサイト「Ｇｏｏ二手車訊」とトヨタの台湾総代理、和泰汽車系列の中古車情報サイト「＠ｂｃ好車網」が５月に提携契約を結ぶ計画で、台湾最大の中古車情報ネットワークが誕生する見通しだ。25日付経済日報が報じた。
現在、Ｇｏｏ二手車訊が掲載している中古車在庫情報は7,000件、＠ｂｃ好車網は１万件で、合計すると在庫量で業界最大手の「8891汽車交易網」を上回るという。
プロトコーポレーションは、台湾の中古車市場規模が年間約70万台に上ること、および販売方式の透明化が進み、車両の鑑定需要が高まっていることを好感し、独自に中古車販売ルートを構築する以外に和泰汽車と提携することで販路を拡大したい考えとされる。
