蔡英文民進党主席の５月20日の総統就任を祝って、台湾煙酒（ＴＴＬ）が記念ビールを発売する。新総統の就任記念ビールが発売されるのは初めてで、５月３日の発売予定だが、27日付蘋果日報によると、一部のスーパーマーケットでは早ければ28日から購入できるという。
蔡次期総統ファンにとっては格別な飲み心地だろう（26日＝中央社）
記念ビールは同社の「金牌台湾ビール」330リットルボトルで、緑と白の２種類のラベルがある。緑のラベルは蔡次期総統と陳建仁次期副総統の顔と総統府の建物の、白のラベルは主婦や男の子、先住民、犬、猫などの顔を蔡氏と陳氏の顔を囲むように並べたデザインで、それぞれドット絵で描かれている。
記念ビールの店頭希望小売価格は40台湾元（約140円）で、６万ダース限定だ。新総統の就任記念では従来はコーリャン（高粱）酒が発売されており、ＴＴＬはビール発売を決めた理由について「価格が手ごろで、消費者が簡単に買えるため」と説明した。
