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作成日：2008年3月27日_記事番号：T00006390
葉菊蘭総統府秘書長が辞任、「精根尽きた」
民主進歩党（民進党）の葉菊蘭総統府秘書長は26日、総統選で謝長廷氏が敗北したことを受け辞任した。
葉氏は民進党が立法委員選、総統選で惨敗し、1990年代前半ごろの勢力に逆戻りしたことで、精根が尽き果てたとして24日に辞職願を提出。陳水扁総統が慰留したものの、葉氏の辞意が固かったため受理となった。
客家出身の葉菊蘭氏は、これまで交通部長、行政院客家委員会主任委員、行政院副秘書長などを歴任。2007年８月に女性として初めて総統府秘書長に就任した。民進党の副総統候補として出馬する意欲も示したが、最終的には蘇貞昌前行政院長が選ばれ、その後、競選総部総幹事（選挙対策本部長）を務めた。
これを受けて27日、総統府秘書長の後任には陳唐山国家安全会議（国安会）秘書長が就任する。国安会秘書長は陳忠信国安会副秘書長が代行することになる。
