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作成日：2008年3月27日_記事番号：T00006397
観光客の台湾渡航、中国が直航便利用を計画
27日付経済日報が香港文匯報の報道として伝えたところによると、中国政府は「観光目的の台湾渡航」と「直航開放」を結ぶ付け、廈門（アモイ）、上海、北京、広州などをテスト地点に選んだ上で、直航便を利用した中国人旅行客の台湾ツアー推進を計画している。金門・馬祖・澎湖への直航便による観光が最も早く開放されると目される中国福建省では、多くの旅行社がツアー企画を進めており、また５月には旅行業者が団体で来台し、旅行展に参加して台湾の業者と商談を行う予定だという。
広州でも多くの旅行社が台湾ツアーの企画を進めており、中国政府が双方の提携企業リストなどを発表し、具体的な取り決めが決まれば、実行に移せる状態だという。
香港文匯報によると、広州の旅行社は、トロッコで祝山に登り日の出を見たり、日月潭でボートに乗るなど台湾の観光名所を巡るツアーで、料金は8,000人民元（約11万2,600円）前後を予定している。
