システムインテグレーション（ＳＩ）の凌群電脳（シスコム・コンピューター・エンジニアリング、SYSCOM）は先ごろ、最先端のネットワーク・セキュリティソリューションを提供する日本のテリロジー（本社・東京都千代田区、津吹憲男社長）と販売代理店契約を締結し、台湾において同社のネットワーク・パケットキャプチャ製品「momentum Probe」シリーズの販売を開始した。シスコムは台湾における最大の販売パートナーとなる。６日付工商時報などが報じた。
シスコムによると、「momentum Probe」はネットワークデータを可視化してサイバー攻撃を検知し、情報が漏出した場合も影響が及ぶ範囲を特定して被害を最低限にとどめることができるという。
シスコムは今回の提携について、テリロジーの製品を販売するだけでなく、顧客の需要に基づく新機能の開発に協力し、将来的には大きな需要の見込める中国市場での商機獲得も共同で目指す考えを示した。
