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ラクスジェン、台湾初の福祉車両発売


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年5月6日_記事番号:T00063978

ラクスジェン、台湾初の福祉車両発売

 裕隆企業集団の自社ブランド、納智捷汽車(ラクスジェン・モーター)は5日、台湾製造では初となる高齢者、障害者向けの福祉車両「V7 TURBO ECO HYPER」を発売した。政府の補助金が適用されるユーザーであれば価格は73万9,000台湾元(約240万円)からとなり、同社は月間70~100台の販売、福祉車両市場でのシェア首位を目指す。6日付工商時報が報じた。

/date/2016/05/06/03LUXGEN_2.jpgスロープは伸縮式で、電動で車いすを引っ張ることができる(同社リリースより)

 ラクスジェンの胡開昌総経理は、現在台湾で販売されている輸入福祉車両は車いすから座席に乗り換える必要があるが、「V7 TURBO ECO HYPER」は車いすに乗ったまま直接乗車でき、高齢者などの需要に応えられると説明した。現在台湾の高齢者と障害者は計380万人で、2025年には高齢者の人口割合が20%に達することから、福祉車両の需要がさらに高まると指摘した。

 胡総経理は、荷物を多く載せるなど福祉目的以外に多様な用途で利用でき、価格も104万9,000元とSUV(スポーツ用多目的車)と同価格帯であることから、一般ユーザーへの販売も期待できると話した。