ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年5月11日_記事番号:T00064063
鉄筋大手、豊興鋼鉄は10日、台湾域内向け鉄スクラップ買取価格を1トン当たり6,800台湾元(約2万3,000円)に500元引き下げると発表した。10週連続の引き上げから一転、3営業日連続の引き下げで、下げ幅は1,500元(18.07%)に上った。11日付工商時報が報じた。
同社は今週、鉄筋価格も1トン当たり700元引き下げ、1万4,600元とした。形鋼は1万8,000元で据え置いた。
豊興の陳連興協理は、価格引き下げは、鉄鉱石、ビレット、鉄筋など原料から完成品まで価格が連日下落していることが理由と説明した。これまでの鉄スクラップや鉄鋼価格の上昇は国際相場への追随にすぎず、需要増加を反映したものではないと指摘した。
中国の鉄鉱石の先物価格は10日、1トン当たり385人民元(約6,400円)に4.46%下落した。鉄筋価格は1トン当たり2,147人民元に4.87%下落した。
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