ニュース 商業・サービス 作成日:2016年5月11日_記事番号:T00064064
台北市環境保護局(環保局)は10日、コンビニエンスストア入り口のチャイム音がうるさくて、夜に眠れないとの市民からの苦情が相次いだことから、7月1日より24時間営業の商店から出る騒音が時間帯ごとの規制値を超えた場合、罰金を科す制度の導入を発表した。コンビニ、スーパーマーケット、ドラッグストアなど市内の24時間営業の小売店、1,456店が対象となる。10日付聯合晩報が報じた。
環保局第一科の顔伶珍科長によると、新制度は市民からの苦情を受けた後、問題となっている商店から出る騒音を10回にわたり計測。それぞれの最大値の平均が規定値を超えた場合、3,000台湾元(約1万円)以上、3万元以下の罰金が科されることになる。ただ、計測時に店側が音量を下げるなどの改善策を講じた場合は罰則を受けない。
なお環保局は当初、夜間のチャイム禁止を検討していたが、コンビニ業者から「夜は店員が1人だけの場合が多いため、チャイムがなければ来客に気づかず、安全面でも懸念が生じる」といった反発が上がっていた。
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