ニュース 医薬 作成日:2016年5月13日_記事番号:T00064123
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は12日、普登生技が輸入、販売していた葉黄素入り子供向けタブレット剤「幼添明(Macutein)」など保健食品65品目について、有効期限と保存期限を改ざんして再販売していたとして、関連製品200万粒以上を売り場から撤去するよう命じたと発表した。調査の結果、問題の製品を輸入後、包装を手掛けていた世鴻薬業などが改ざんを行っていたことが判明し、同社責任者の王兆庚容疑者ら15人が同日、雲林地方検察署で取り調べを受け、4人が身柄を拘束された。13日付自由時報が報じた。
「幼添明」の輸入コストは1粒当たり1元だったが、末端価格は20元以上だった(12日=中央社)
雲林地検によると、TFDAが今年3月に市販される保険食品の抜き打ち検査を行った際、幼添明に含まれる葉黄素が表示を大幅に下回ったことから撤去が命じられた。さらにその後、撤去された幼添明の数量が申告された輸入量を大幅に上回っていることが判明し、調査を進めたところ古い商品の期限を改ざんした上で新しいものに紛れ込ませて再販売していたことが分かった。
なお普登生技は問題の商品を「米フォームレーション・テクノロジー社」が製造したとして販売していたが、同社は普登生技の関連会社責任者の親族が米国で設立した貿易会社で、別のメーカーから米国では販売されていない商品を調達して輸入していた。
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