韓国・現代自動車（ヒュンダイ）の総代理店、南陽実業を傘下に置く三陽工業（ＳＹＭ）の呉清源副董事長は17日、今年の自動車販売台数は過去５年で最高の１万6,000台を目標にすると表明した。先週12日に発売したクロスオーバーＳＵＶ（スポーツ用多目的車）「ヒュンダイ・ツーソン」フルモデルチェンジ版は、既に受注が1,000件以上に達したと説明。最大積載量6.5～21トンのヒュンダイ大型商用車の市場投入に向けて販売・修理のネットワークを構築中で、第４四半期には完了するとの見通しも示した。18日付蘋果日報が報じた。
バイクは今年１～４月の販売台数が４万3,730台で前年同期比29.12％増、市場シェア18.8％に達し、前年通年の販売台数11万1,419台、市場シェア15.8％から伸ばした。呉副董事長は、４月に発売した女性向けの「Woo 100」フルモデルチェンジ版が好調で、毎月4,000台以上の販売が見込めると説明。７月にはアフリカ東部で販促活動を行うほか、中国の電動バイク市場にも参入する計画で、来年には販売許可証を取得できるとの見方を示した。
