ニュース 食品 作成日:2016年5月19日_記事番号:T00064227
訪台中国人観光客の減少を受けて、台湾土産として人気のパイナップルケーキ大手、維格餅家は、今年1月からの業績が約1割低下したと明らかにした。通年では売上高が2割以上減少するとみている。19日付経済日報が報じた。
孫国華同社董事長はこの状況への対応策として、中国現地市場の開拓に注力する考えを示した。サブブランドの開発に加え、下半期に北京の大手飲食業者と合弁会社を設立し、中華菓子の生産に力を入れる。早ければ第3四半期に契約を結ぶという。
維格餅家の昨年売上高は11億3,900万台湾元(約38億円)で前年比14.66%減少。今年1~4月累計では3億4,800万元で前年同期比6.06%減だった。孫董事長によると、中国人観光客は既に昨年、約20%減少しており、売上高に占める割合は現在約50%と、以前の60%から落ち込んだ。
一方、韓国人団体客は今年28%増加しているため、孫董事長は、東南アジア、日本、韓国からの観光客向けの販売強化も目標として挙げた。
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