ニュース 商業・サービス 作成日:2016年5月19日_記事番号:T00064232
量販店大手がインターネット販売を相次いで強化しており、消費者の利便性が一段と高まりそうだ。19日付工商時報が報じた。
業界最大手、カルフール(家楽福)は5月中旬までに、ネット販売・宅配サービス対応店を、桃園店(桃園市)と內壢店(桃園市)に続き、▽天母店(台北市)▽新店店(新北市)▽樹林店(新北市)▽愛河店(高雄市)▽楠梓店(高雄市)──など計9店舗に拡大した。取り扱い商品も日用品、自社ブランド品、並行輸入品、季節商品のほか、アイスクリームなど冷凍食品にまで広げた。800台湾元(約2,700円)以上の注文で送料無料となる。
愛買(aマート)は生鮮食品なども配達しており、返品も受け付けている。朝8時までの注文に対し夜8時前に配達するサービスも行っており、仕事を持つ女性の利用が多いという。同社は、ネット販売での平均客単価は1,500元以上で、店頭での販売よりも400元以上高いと指摘。ネットを通じた販売額は今年10億元に達するとの見通しを示した。
今年初めにネット販売に参入したコストコ(好市多)は、ネット販売での平均客単価は2,800元で、店頭販売を15%下回っている。おむつやネコ用トイレの砂などが売れ筋だという。
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