ニュース その他分野 作成日:2016年5月20日_記事番号:T00064264
経済部上層部は19日、オーストラリアが台湾との自由貿易協定(FTA)締結に前向きな姿勢を示していると明らかにした。ただ同国では今月9日に上下両院が解散して選挙期間に入っており、確定は早くても総選挙の結果が出る7月2日以降となるとの見通しを示した。20日付経済日報が報じた。
経済部関係者は、オーストラリアの判断は民進党の蔡英文主席が1月に総統選で当選したことを受けたものと分析。また「一つの中国」原則に基づくとすれば、昨年6月の中豪FTA成立後、中国が台豪FTAに反対する理由はないと述べた。
台湾は2010年に中国と海峡両岸経済協力枠組み協定(ECFA)、13年にニュージーランドと経済協力協定(ANZTEC)、シンガポールと経済パートナーシップ協定(ASTEP)など、各国とのFTAを締結している。台豪FTAが実現すれば、正式な外交関係がない国との締結例としては3カ国目となる。
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