ニュース その他分野 作成日:2016年5月20日_記事番号:T00064265
国泰金融控股が19日発表した5月の国民経済信心調査(庶民指標)によると、今後半年の景気見通しを示す景気展望楽観指数はマイナス23.7ポイントと前月比12.2ポイント下落した。昨年10月以降で初めて下落に転じた。過去半年間と現在を比べた景気現況楽観指数もマイナス38.6ポイントと12.9ポイント下落した。20日付経済日報などが報じた。
株式市場、労働市場、消費意欲に関する指数も軒並み下落した。
株式市場楽観指数は、マイナス33.8ポイントと前月比11.4ポイント下落し、2カ月連続の下落。上場、店頭公開企業の第1四半期の業績が予測を下回ったこと、大手企業が第2四半期を慎重視していることなどが影響した。
労働市場では、就業展望楽観指数がマイナス35.6ポイントへと前月比6.6ポイント下落。また、賃金上昇予測指数もマイナス5ポイントに3.3ポイント下落した。
消費意欲指数では、高額消費意欲指数はマイナス2.8ポイントに前月比2.1ポイント下落。耐久性消費財購入意欲もマイナス23.2ポイントと2.4ポイント下落した。
ただ、4月の輸出総額は11カ月ぶりに前年比減少率が1桁台に縮小しており、国泰金は、今後、市民の信頼感が回復すると予測した。
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