ニュース 金融 作成日:2016年5月25日_記事番号:T00064335
中央銀行(中銀)が25日発表した4月の通貨供給量(マネーサプライ)統計によると、株式市場への投資待機資金の指標となるM1B(現金通貨と預金通貨)の年伸び率は6.30%、市場への資金供給を表すM2(現金通貨、預金通貨、定期預金など準通貨の合計)伸び率は4.65%と、M1Bの伸び率がM2の伸び率を上回る、上げ相場の指標とされるゴールデンクロスが8カ月続き、その差は前月の1.35ポイントから1.65ポイントまで拡大した。25日付蘋果日報が報じた。
中銀経済研究処の呉懿娟副処長は、3月末に中銀が政策金利の引き下げを表明したことで、定期預金から当座預金に資金を回す市民が増え、M1Bの年伸び率上昇につながり、銀行融資および投資の成長鈍化によりM2の伸び率が低下したと指摘した。
なお4月は18億2,000万米ドルの外資純流入となったが、外国人の台湾元預金は4月末時点で前月比158億元(約530億円)減の1,693億元と2004年1月以来の最低を記録した。
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