ニュース 電子 作成日:2016年5月31日_記事番号:T00064428
中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は30日、6月の台湾域内市場向けオファー価格の全面引き上げを発表した。熱延製品の値上げ幅は10%近い。輸出向け価格も1トン当たり25~40米ドル引き上げる。今年最大の上げ幅だ。同社は、国際相場に近づけるためと説明した。31日付工商時報が報じた。
台湾市場向けの値上げ幅は▽熱延製品、1トン当たり1,400元(約4,800円)▽冷延製品、1,400元▽亜鉛めっきコイル、1,800元──。
輸出向けCIF価格は▽熱延製品、1トン当たり450~500米ドル▽冷延製品、550~600米ドル▽溶融亜鉛めっきコイル、650~700米ドル──となる。
中鴻鋼鉄は、5月の出荷量は20万トンを超えると予測、6月は18万~19万トンを見込んでいる。
黄宗英董事長は、最近は中国市場の相場変動が激しいが、熱延製品の価格が現在、1トン当たり2,700人民元(約4万5,500円)で下げ止まっており、早く安定してほしいと述べた。
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