ニュース 商業・サービス 作成日:2016年5月31日_記事番号:T00064435
南投県にある人気観光地、日月潭の中国人観光客向けのホテルでは、中国人観光客の減少を受け、台湾人向けに宿泊料金を引き下げたり、従業員を削減している。南投県の廖志城・県議会議員は、削減規模が50~80人に上るホテルもあると語った。31日付聯合報が報じた。
陳正昇・南投県副県長は、日月潭の中国人観光客は前年同期の3分の1まで減少したと指摘。近年ローンで遊覧船を購入した業者も多く、打撃を受けていると話した。また、ある建設途中のホテルは、完成させても宿泊客が来ないし、このままでは廃墟になるだけと、途方に暮れているという。
林明湊南投県長は、中国人ツアー客は来ないが、中国浙江省杭州市の西湖との「両湖フォーラム」や、日月潭の遠泳大会などには中国人観光客が来ていると指摘。また、今年から北東アジアや東南アジアからの旅行客を開拓している上、香港人観光客も依然多いと述べ、南投県の観光業は長期的には依然期待が持てるとの見方を示した。
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