ニュース 公益 作成日:2016年5月31日_記事番号:T00064440
台湾では連日最高気温が30度を超え、5月の段階で早くも電力消費が増え、30日午後2時17分には供給予備率が今年最低の2.7%まで低下した。供給余力は92万500キロワット(kW)となり、電力供給制限措置の発動ラインとなる90万kWに迫った。31日付経済日報が伝えた。
今夏は台湾電力(TPC)第2原子力発電所(新北市万里区)2号機で今月16日の検査中にトラブルが起きるなど、原発の稼働停止が重なり、電力需給は厳しさを増している。
TPCは現在停止している原子炉2基が稼働を再開できない場合、供給予備率が5ポイント低下するため、電力制限の可能性が高まると説明した。TPCは火力・水力発電などで供給不足をカバーすることにしているが、発電コストは1日当たり4,000万台湾元(約1億3,600万円)増えると試算されている。
李世光経済部長は30日、「電力供給は確かにひっ迫している」と危機を認めた。
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