ニュース 政治 作成日:2016年5月31日_記事番号:T00064443
蔡英文政権発足後、中台間では台湾側の窓口機関である海峡交流基金会(海基会)は中国側と通常の連絡体制を維持しているが、中国側の海峡両岸関係協会(海協会)は海基会が送信したファクス60通に全く返信していないことが分かった。31日付中国時報が伝えた。
海基会は27日時点で「常態化している連絡体制は平常通り稼働している」と説明していたが、実際には海基会が一方的に連絡をしているにすぎないことになる。
海協会は台湾側が中台による「1992年の共通認識(92共識)」を認めない限り、窓口機関による交渉や連絡体制を再開しないという姿勢を堅持しているもようだ。
海基会関係者は「実際には(蔡総統が就任した)5月20日以降、海協会は1本の電話もかけてこないし、ファクスを1通も返信しない状態だ」と話した。海基会の実務担当者が海協会に確認の電話をかけると、「ファクスは受け取った。分かった」という冷淡な反応が返ってくるだけだという。
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