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作成日：2008年3月28日_記事番号：T00006446
３月の消費者信用指数、過去１年で最高
中央大学台湾経済発展研究中心は27日、３月分の消費者信用指数が、２月から4.77ポイント上昇して67.8ポイントとなったと発表した。これは過去１年間の最高で、域内の消費に対する見通しが好転していることが見て取れる。聯合報が報じた。
同研究中心が発表した６項目の指標のうち、「今後半年間の株式投資機会」に対する信用度は、86.4ポイントと、前月比12.5ポイント大幅に上昇し過去４年間で最高となった。続いて高い伸び率を記録したのは「今後半年間の域内景気」で前月比11.25％上昇の58.4％。一方「今後半年間の物価水準」に対する信用度は前月比1.95ポイント下落して26.35％となり、2001年の調査開始以来最低を記録した。
輔仁大学統計系の謝邦昌教授は、「今回の調査は総統選の影響を強く受けており、民間投資や消費に対する信用度は１月の立法委員選よりもさらに大きく上昇した」と語ったが、「今年に入って指数は上昇と下落を繰り返しており、台湾人の景気に対する期待と恐れが入り交じった気持ちを表している」と分析している。
