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作成日:2008年3月31日_記事番号:T00006452
「『92共識』の立場一致は進歩」、馬次期総統がAIT主席理事と会談
馬英九次期総統は28日、レイモンド・バーガード米国在台協会(AIT)主席理事と会談を行った。この中でバーガード主席理事は、「今後4年で米台関係は非常に良くなる」という見通しを語り、米台間の貿易や中台関係など、多くの重要な問題について新政権と協議を行っていく考えを示した。29日付自由時報が報じた。
胡錦濤中国国家主席が先日のブッシュ米大統領との電話会談で、「1992年の共通認識(92共識)」に基づいて中台間の対話を復活させる考えを示したことについて馬次期総統は、「新華社の中国語版の報道では『92共識』としか報じられていなかったが、英文版は『一つの中国、それぞれの解釈』と明確に書かれていた。英文版のとおりであれば進歩であり、米大統領と大陸(中国)の共産党総書記が共に受け入れられるのであれば両岸(中台)関係の発展にプラスになる」と評価した。
なお、馬次期総統に先立ってバーガードAIT主席理事と会談した陳水扁総統は、「『92共識』は00年になって当時の蘇起行政院大陸委員会主任委員が創作した名詞であり、根本的に存在しない。存在しないものをどうして対話の基礎とできるのか?」と、この問題についてのバーガード主席理事の見解を質した。これに対しバーガード主席理事は、「両岸対話の方式やテーマ、前提などはあなたたち(中国と台湾)で決めてほしい。我々の問題ではない」と回答した。その上で、「両岸の人々が対話再開の方法を見つけられると信じている」と述べた。