ニュース 商業・サービス 作成日:2016年6月14日_記事番号:T00064676
台北市の大稲埕地区でかつて名物夜市(ナイトマーケット)として栄えた後、馬英九市長時代に行われたガラス張り施設への改装をきっかけに客足が大幅に減ったロータリー「建成円環」について柯文哲台北市長は、既存の建物を撤去する方針を固めたもようだ。撤去後の活用方法については緑地公園化を含め同市公園処が検討することとなり、来年8月にも新たな施設がオープンする予定だ。14日付自由時報が報じた。
建成円環の活用方法については、既存の建物を撤去して緑化施設として活用するなど3通りのプランが提言され、市民参加の公聴会などで議論が重ねられてきたが、結論が出ていなかった。
今回、台北市が撤去を決めたとの観測について地元、建功里の周志賢里長は、5月に行われた公聴会で市側が、商業利用を続けた場合、テナント賃料は現在の月約8万台湾元(約26万円)から130万元に引き上げる必要があると説明したことで、入居意向を示していた業者がいなくなったと不満を漏らした。
なお台北市市場処の許玄謀処長は、同処が撤去方針を持っていることは確かだが、実行には地元の代表と話し合いを行って合意を得る必要があり、7月中旬に柯市長に報告を行うと説明した。
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