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TSMCのグリーンパワー購入、今年は2億kWh


ニュース 電子 作成日:2016年6月16日_記事番号:T00064721

TSMCのグリーンパワー購入、今年は2億kWh

 ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は15日、自発的なグリーン・パワー(再生可能エネルギーによって発電された電力)購入による再生エネルギー開発の普及を目的として経済部が推進する「自願性緑色電価制度」を通じ、台湾電力(台電、TPC)より2億キロワット時(kWh)のグリーン・パワーを購入すると発表した。昨年の購入規模1億kWhから2倍に増やした形で、同社の二酸化炭素(CO2)排出量削減に向けた積極姿勢を示した。16日付経済日報が報じた。

 自願性緑色電価制度を通じて販売されるがグリーン・パワーは、1kWh当たり1.06台湾元(約3.46円)の付加価値料金が加算されるため、TSMCは今年、電力に2億1,200万元を余分に支払う計算となる。

 なお同制度により今年提供されるグリーン・パワーのうち、TSMCの購入量は約20%を占め、昨年に続き企業別第1位となった。これに日月光半導体製造(ASE)の350万kWh、義美食品(I-Meiフーズ)の275万kWhが続いている。