ニュース その他製造 作成日:2016年6月16日_記事番号:T00064722
製靴最大手、宝成国際集団(PCG)傘下の宝成工業は15日に開催した株主総会で役員改選を実施し、PCG創業者、蔡其瑞氏の長女で同グループ執行長の蔡佩君氏が董事に選出された。同氏は同じく傘下で裕元工業(香港上場)の董事総経理、宝勝国際(同)の非執行董事を兼任しておりグループの3大事業を「完全掌握」した形だ。16日付工商時報が報じた。
PCGグループにおいて、宝成工業はグループの財務管理、研究開発(R&D)など、裕元工業は中国、ベトナム、インドネシア、ミャンマーなどでの投資や工場運営、宝勝国際は中台における靴、スポーツウエアの販売、代理業務などを手掛けている。
なお宝成工業では2014年末にPCGグループ創業者、蔡其瑞氏の弟、蔡其建氏が董事長を退任。さらに今回の役員改選では蔡其瑞氏のおいに当たる蔡乃峰・全副董事長が退任し、同社の経営から身を引き、蔡佩君氏主導のグループ経営体制がより明確となった形だ。
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