ニュース その他分野 作成日:2016年6月16日_記事番号:T00064738
経済部統計処が15日発表した、台湾の2015年対中投資額は110億米ドルで、そのうちサービス業の投資額は44億米ドルと全体の40.2%を占めた。16日付工商時報が報じた。
対中投資を開放した初期の1997年には製造業が9割を占めていたが、中国の経済構造の変化に伴い昨年は59.1%まで下落した。ちなみにサービス業は12年に40.6%の過去最高割合を記録し、14年は34.9%に下落したものの、昨年は5.7ポイント上昇した。また、金融・保険業の15年投資額は28億元で、全体に占める割合は25.4%と前年比9.3ポイント上昇と、各分野のうち成長率が最も高かった。
なお、世界全体からの対中投資額は過去最高の1,263億米ドルだった。中国は14年に米国を抜き、世界最大の投資先となっている。対中投資額が最大の国・地域は香港で927億米ドルと、全体の73.4%を占めた。香港を通じて対中投資を行う外国企業が多いためとみられる。2位はシンガポールで5.5%、台湾は3.5%で3位だった。
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