ニュース 家電 作成日:2016年6月17日_記事番号:T00064747
鴻海精密工業による買収が決まっているシャープと声宝(サンポ)の合弁会社で、シャープ家電製品の輸入、販売を手掛ける夏宝は16日、臨時株主総会を開き、同社を解散・清算することを決議した。7月5日の臨時株主総会で承認を得る方針で、清算が完了した後、台湾におけるシャープ製品の販売は鴻海が主導することになる。17日付蘋果日報が報じた。
夏宝は主にシャープの液晶テレビと家電製品の販売を手掛け、昨年の売上高は約20億台湾元(約65億円)。製品ラインアップの充実に伴い、今年も増収が見込まれている。
観測によると、夏宝の解散は、サンポの陳盛沺董事長と鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長の協議で合意したとされる。ただ将来的に、両社が冷蔵庫や洗濯機などの製品について協力を行う可能性もあるという。
なお夏宝の従業員は同社解散後、サンポまたはその他の新会社に移転することが可能で、判断は各自に委ねられる。
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