ニュース 機械 作成日:2016年6月17日_記事番号:T00064749
東元電機(TECO)の邱純枝董事長は16日、インド新工場で第4四半期に小型モーター生産を開始すると明かした。初期生産台数は10万台を計画している。17日付経済日報が報じた。
邱董事長は、インド工場の初期生産台数は少ないが、インドは市場規模が大きく、サプライチェーンが構築されており、将来はハイエンドのモーターも生産するとの考えを示した。また、インド向け販売だけでなく、アフリカにも輸出する計画だ。
TECOは中国で中小型モーターの生産規模が増えており、9月末までに江蘇省無錫にプレス加工センターを3,000万米ドルを投じて設立する。これにより、2~3%のコストダウンになる。同社全体で今年の中小型モーターの出荷は50万台を超える予想で、2019年に目標の100万台達成が可能とみている。
同社は年内にベトナムのビンズオン省でモーターなどの第1期工場を稼働する計画だ。ドンナイ省にもモーター工場がある。風力発電機(風力タービン)の組み立てと修理工場を合弁で設立する可能性もある。
蔡英文政権の東南アジア諸国連合(ASEAN)やインドとの関係強化を目指す「新南向政策」について、邱董事長は、中国の経済成長が鈍化しており、リスク分散は正しい方向性だと指摘した。
TECOの昨年の連結売上高は485億9,800万台湾元(約1,600億円)、純利益は31億7,700万元だった。
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