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マカロットの生産ライン増設計画、半分以下に削減【図】


ニュース その他製造 作成日:2016年6月17日_記事番号:T00064750

マカロットの生産ライン増設計画、半分以下に削減【図】

 アパレル大手、聚陽実業(マカロット・インダストリアル)の周理平董事長は16日、同社は今年の生産ライン増設計画を108本から45本に減らし、既存の生産ライン12本を停止すると述べた。業界景気が下り坂で谷底が見えない中、同業他社は生産ラインを増やしており、同社は薄利多売で乗り切るしかないと語った。17日付聯合報が報じた。

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 周董事長は、今年は新規顧客が8社増え、うち2社はスポーツブランド、4社はスポーツに参入すると述べた。同社の2017~18年連結売上高のうちスポーツが30%と、現在の20%から上昇すると予想した。

 同社はベトナムにスポーツ専門工場があり、7月に第2期拡張に着工する計画だ。カンボジアにもスポーツ工場を建設する計画がある。両工場は今後、欧米、カナダ、日本向け輸出で、関税免除が受けられる見通しだ。

 同社の5月連結売上高は14億2,550万台湾元(約46億円)で前年同月比1.47%減、税引き前利益は1億1,100万元で33%減だった。1~5月連結売上高は93億3,540万元で前年同期比4.72%減、税引き前利益は10億3,100万元で9.4%減だった。証券会社は、今年の連結売上高は前年比0~5%増、粗利益率は昨年の23.6%から2ポイント下落すると予測した。