ニュース その他製造 作成日:2016年6月17日_記事番号:T00064752
経済部統計処が16日発表した製造業の第1四半期売上高は、前期比16.2%減、前年同期比7.8%減の5兆8,790億台湾元(約19兆円)で、過去6年で最低だった。17日付工商時報が報じた。
パソコンおよび光学製品の第1四半期売上高は、前期比27.1%減、前年同期比5.3%減の2兆726億元で、7四半期ぶりに前年割れとなった。スマートフォンやノートPCなどの消費者向け電子製品の販売量が減少したのが要因だ。
電子部品の第1四半期売上高は、前期比9.2%減、前年同期比9.3%減の1兆1,531億元で、4四半期連続で前年割れだった。2月の台湾南部地震で、液晶パネル、ファウンドリー、プリント基板(PCB)の販売に影響が出たのが要因だ。
その他の第1四半期売上高は▽化学材料、4,096億元(前期比7.5%減、前年同期比11.6%減)▽石油・石炭製品、2,936億元(前期比17.8%減、前年同期比19.6%減)▽基本金属、2,523億元(前期比2.3%減、前年同期比20.9%減)▽金属製品、2,470億元(前期比9.1%減、前年同期比9%減)▽機械設備、2,290億元(前期比7.2%減、前年同期比2.5%減)──。
また、製造業の第1四半期の設備投資額は2,218億元で、前期比26.2%減、前年同期比11.4%増と、2011年以来で最大の増加幅となった。うち電子部品が最大の1,364億元で、前期比23.5%減、前年同期比7%増と、4四半期連続の成長だった。メモリーや液晶パネルメーカーが自動化や先進プロセスに投資を続行しているためだ。
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