ニュース 金融 作成日:2016年6月17日_記事番号:T00064755
日本銀行が15~16日に開いた金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決めたことや、米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げも遅れるとの観測が高まり、リスク回避目的で円が買われ、円の現金売渡レートは同日、一時1円=0.3148台湾元を付け、円は3年ぶりの高値水準となった。17日付蘋果日報が報じた。
現在の為替水準では、1万元を両替しても受け取れる円現金は3万2,000円を下回る。5月下旬に比べると、台湾元の価値は対円で約2,000円も目減りした格好だ。昨年6月ごろの1元=約4円という円安水準に比べると、円は対台湾元で20%以上上昇したことになり、日本を訪れる台湾人旅行客の消費に影響を与えそうだ。
銀行の為替担当者は「世論調査で英国の欧州連合(EU)離脱に対する支持率が高まると、円はリスク回避先としてさらに高値を模索するのではないか。短期的に円を必要とする場合には、早めに換えることを勧めたい」と話した。
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