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民進党の綱領改正案、「新時代への現実的対応が目的」


ニュース 政治 作成日:2016年6月17日_記事番号:T00064762

民進党の綱領改正案、「新時代への現実的対応が目的」

 民進党の郭正亮・元立法委員や、美麗島電子報の呉子嘉副董事長は16日、いわゆる「台湾独立綱領」などに代わる新たな党綱領の制定を求める提案書を党中央に提出した。郭氏は新党綱領の目的について、「民進党は時代と共に歩まねばならない。『台独綱領』、『台湾の前途に関する決議文』、『正常国家決議文』の束縛から離れ、台湾海峡の平和と両岸(中台)関係の安定という新時代の使命に現実的に向き合うことを求めたものだ」と説明した。東森新聞網(ET today)が同日報じた。

 郭氏はまた、新党綱領の提案は、2014年7月に党代表40人による「台独綱領の凍結」の提案のような過去志向ではなく、未来志向のものだと強調した。今回既に党代表35人の賛同を得ているとも説明した。

 同党の新党綱領案について、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の安峰山報道官は同日、「関連の報道に注意を払っている」と述べつつ、「真に台独の主張を放棄してこそ、両岸関係の平和と安定的発展に役立つ」と強調した。