ニュース 電子 作成日:2016年6月20日_記事番号:T00064770
発光ダイオード(LED)パッケージング(封止)大手の億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)が苗栗県銅鑼郷に建設した自動車用LED専用工場で第4四半期に量産を開始する。これにより同社の月間生産能力は8,000万個から1億個へ25%増強される見通しだ。来年から売上貢献が見込め、2018年には大幅な増収が期待されている。18日付工商時報が報じた。
新工場では現在、試験生産が行われている。従来の計画では第2四半期の量産開始を予定していたが、葉寅夫董事長は、工場に対する顧客からの認証取得に時間がかかったと説明した。新工場に既に20億~30億台湾元(約65億~97億円)投資しており、トータルでは100億元に達する見通しだ。
なお葉董事長は今後の見通しについて、今年上半期の景気は良いとは言えないが、LEDバックライト向けで日本と韓国のブランド顧客を獲得したため、下半期の業績は上半期を上回ると予測。ただし、通年では成長を達成できるかどうかは現時点で不明と語った。また今年はLED照明の売上高構成比が20%に達するとの見通しを示した。
葉董事長はさらに、LEDチップの市場価格は既に下げ止まっており、価格が下落しすぎた一部製品は上昇に転じていると指摘した。
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