ニュース 電子 作成日:2016年6月20日_記事番号:T00064772
市場調査会社、IHSテクノロジーによると、6月の液晶パネル価格は、テレビ用32インチが6%上昇、40/43インチも1~2%上昇した。32インチの上昇幅は過去2年余りで最大だった。例年の需要期に入り、今後も供給不足による価格上昇が続くとみられることから、群創光電(イノラックス)と友達光電(AUO)は下半期、黒字転換を目指すことになる。20日付工商時報が報じた。
32インチは、月産量約81万枚のパナソニックが9月に生産停止を予定していること、および韓国勢の生産規模縮小により、価格が現金コスト付近まで回復。第3四半期は利益計上が見込める状況だ。
また40インチは、サムスン電子が第7世代工場を停止し、月間供給量が100万枚減少するとの観測を受けて、テレビブランドが在庫積み増しを実施したため、需給が逼迫(ひっぱく)した。
モニター用パネルの価格は1~3%上昇した。テレビ用パネルの供給不足から生産ラインを振り分けたことによる生産量減少が好影響を与えた。ただ27インチ、34インチといった大型モニターパネルは、メーカーによる戦略的な販売促進によって価格は横ばいまたは2~3%下落となった。
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