ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年6月20日_記事番号:T00064775
中国鋼鉄(CSC)は、子会社の中宇環保工程(チャイナエコテック、CEC)の翁朝棟董事長(62)を次期総経理に任命する人事を内定した。宋志育CSC董事長(65)が10月1日に定年退職する前に、6月23日の役員改選で総経理に就任する予定だ。18日付経済日報が報じた。
翁董事長はCSCの生え抜きで、行政副総経理、子会社の中聯資源(CHCリソーシズ)董事長などを歴任した。6年前から新日鉄住金などとのベトナム合弁、CSVC(中国語名・中鋼住金越南)董事長兼総経理を務めた。
今回の人事は、東南アジア諸国連合(ASEAN)やインド投資を推進する蔡英文政権の「新南向政策」に沿ったものとみられる。政府筋は、CSCは鉄鋼最大手で、川中、川下メーカーへの影響力も強く、ベトナムや東南アジアに詳しい翁董事長の人選は台湾経済にプラスと評価した。
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