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為升が車載用レーダー参入、ADAS商機狙う


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年6月21日_記事番号:T00064800

為升が車載用レーダー参入、ADAS商機狙う

 タイヤ空気圧監視システム(TPMS)メーカー、為升電装工業(CUBエレクパーツ)は20日、9月に車載用レーダーモジュールを発売し、ADAS(先進運転支援システム)商機を狙うと表明した。21日付工商時報が報じた。

 洪元通副総経理は、9月に24ギガヘルツ(GHz)帯の準ミリ波レーダーモジュールを、年末に77GHz帯のミリ波レーダーモジュールを発売すると語った。

 また同社は、6月に中国で、9月に台湾でTPMS生産ラインを各1本増設する。中国の月産能力は30万個から45万個に、台湾は15万個から30万個に増える。投資額は7億台湾元(約22億6,000万円)。

 同社のTPMS売上高構成比は昨年末の53%から今年第1四半期に55%まで上昇した。尤山泉董事長は、TPMSは2007年以降、欧米、韓国、日本、台湾などで搭載が義務付けられ、中国も追随する見通しだと語った。バッテリーの消耗により5~7年で交換が必要なため、アフターマーケット市場(AM)で需要が見込めると述べた。