ニュース その他製造 作成日:2016年6月21日_記事番号:T00064806
ノートパソコン受託生産メーカー、英業達(インベンテック)の李詩欽董事長は20日、今年、傘下の太陽電池事業に20億台湾元(約64億円)投じ、生産能力を1.6ギガワット(GW)まで拡大すると明かした。川下となる太陽電池モジュールにも追加投資する計画だ。21日付経済日報が報じた。
李董事長は、ウエアラブル(装着型)端末やIoT(モノのインターネット)関連製品についても顧客と商談中だと語った(20日=中央社)
李董事長は、台湾の太陽電池産業の生産量は中国に次いで多く、世界市場シェア2割を占めていると指摘。蔡英文政権のクリーンエネルギー政策に同調した上で、発電設備の設置は欧米、日本、中国のみならず、インドやチリより少なく、設置を加速する必要があると語った。
李董事長は、同社の今年の売上高は4,000億元を超え、増収増益になると自信を示した。来年は2013年の4,600億元まで回復させ、18年は過去最高の200億米ドルを目指す。
製品別では、同業他社は上半期、ノートPC出荷台数が減少したが、同社は企業向け機種を重視しているため景気の影響を受けにくく、出荷台数が増加したと説明。下半期は需要期のため、通年でも1桁成長止まりと予想した。スマートフォンは、今年の出荷台数は4,500万台と、前年比500万台増える見込みだ。サーバーは、デル、HP、聯想集団(レノボ)などが顧客で、今年の出荷台数は2桁成長が続き、グループ売上高の4割に迫ると予想した。
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