ニュース 電子 作成日:2016年6月22日_記事番号:T00064821
米国、日本、韓国、中国の通信キャリアが第5世代移動通信システム(5G)の2020年商用化を目指しており、うち北米と韓国の一部キャリアは18年の試験運用開始に向けインフラ建設を急ピッチで進めている。こうした中、クアルコム、聯発科技(メディアテック)、中国の展訊通信(スプレッドトラム)といった大手チップサプライヤーが水面下で5G商機獲得に向けて活発な動きを見せているようだ。22日付電子時報が報じた。
クアルコムは第4世代移動通信システム(4G)に関する特許や知的財産(IP)の面で有利に立っているほか、長期にわたり世界の通信キャリアと緊密な提携関係を築いていることや、自動運転、車両間通信ネットワーク(IoV)、モノのインターネット(IoT)といった分野に大規模な資金を投じて関連技術の取得に努めていることから「5G時代」到来により最大の恩恵を受けるとみられる。
一方、メディアテックも5G関連の研究開発(R&D)要員が既に100人を超え、今後、短期間で300人以上に拡大する可能性があるとされる。また18年に5Gチップソリューションを市場に投入したい考えの同社は最近、日本のNTTドコモと5G技術開発で提携を結ぶなど商機獲得に向けた戦略を早くから打ち出している。
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