ニュース 建設 作成日:2016年6月22日_記事番号:T00064833
自動車大手、裕隆汽車(ユーロン・モーター)の陳国栄副董事長は21日に開かれた同社株主総会で、「30億台湾元(約97億円)以上の資金を投じて裕隆建設を設立し、建設業に参入する」と表明。まず同社が新店工場跡地(新北市)で進める再開発計画を手掛ける。将来的には裕隆集団が台湾域内および海外に保有する約300万坪の土地で開発を進める方針だ。22日付工商時報が報じた。
住宅エリアにはそれぞれ高さ176メートル、200メートルの高層マンション2棟を建設する計画だ(21日=中央社)
陳国栄副董事長はまた、今年3月に死去した世界的建築家、ザハ・ハディッドが設計を手掛け、台中氏に建設が予定されながら中止に追い込まれたグッゲンハイム美術館分館の設計を新店工場跡地に実現すると表明した。台湾建築界を代表する新たな建築物となるとともに、見る者が驚きの声を上げるような作品となると語った。
同開発計画は今年末にも建設許可を取得して着工できる見通しで、商業エリアは早ければ2020年の営業開始を予定する。1,000戸を超える規模を予定する住宅エリアについては時期をみて建設を進める方針だ。
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