ニュース 食品 作成日:2016年6月24日_記事番号:T00064882
国家衛生研究院(国衛院)国家環境医学研究所(NIEHS)はこのほど、殺虫剤DDT(ジクロロジフェニルトリクロロエタン)が含まれる花びらを使って入れたフラワーティーを飲んでも安全性に問題はないが、直接花びらを口に入れた場合、そのリスクは大幅に高まるとの研究結果を発表した。24日付聯合報が報じた。
NIEHSが発表した論文によると、DDTは油に溶けやすい性質(脂溶性)を持つが、水にはほとんど溶け出さないため、DDTが残留する花びらで入れたフラワーティーを80年間、毎日飲み続けても健康に大きな害はないという。しかし花びらを直接口にした場合、そのリスクは1億倍にも上昇し、肝臓がんを引き起こす可能性が高まるとしている。
なお衛生福利部食品薬物管理署(TFDA、食薬署)の統計によると、中国から輸入される菊の花からは「ホスメット」や「テブコナゾール」といった残留農薬がたびたび検出されており、国家環境医学研究所の林嬪嬪副所長は、フラワーティーを飲む場合は花びらの産地に留意し、直接口に入れないよう呼び掛けている。
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