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第一銀行、マニラ支社に開設認可


ニュース 金融 作成日:2016年6月24日_記事番号:T00064890

第一銀行、マニラ支社に開設認可

 第一商業銀行(ファースト・コマーシャル・バンク)は22日、フィリピン中央銀行(BSP)からマニラ支社の開設認可を取得した。年内開業を目指す。24日付工商時報などが報じた。

 第一銀行は、台湾はフィリピンへの昨年の輸出額が74億4,500万米ドル、輸入額が18億3,500万米ドルと貿易が盛んで、フィリピン現地の台湾企業や現地企業にサービスを提供したいと説明した。また、フィリピンは平均年齢が23歳と若く、中流階級は3,000万人を超え、昨年の国内総生産(GDP)成長率は5.8%と高いと指摘し、潜在成長力に期待感を示した。

 第一銀行は海外に支社18社、支店7店、事務所2カ所に加え、米国の子銀行、その支社7社を持つ。うち東南アジアは▽シンガポール▽ホーチミン▽ハノイ▽ビエンチャン(ラオス)▽プノンペン──に支社支店があり、バンコクとヤンゴン(ミャンマー)に事務所がある。

 華南商業銀行も5月、金融監督管理委員会(金管会)からマニラ支社の設立認可を受け、年内開業を予定している。台湾中小企業銀行(台湾企銀、TBB)は4月にフィリピン最大手銀行、BDOユニバンクと提携覚書(MOU)を締結した。