ニュース 電子 作成日:2016年6月27日_記事番号:T00064905
ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の林百里(バリー・ラム)董事長は24日、PCに接続するバーチャルリアリティー(仮想現実、VR)ゴーグルは高価格がネックとなっているが、100米ドル以下のVRゴーグルは商機があると指摘。グーグルのVRプラットフォーム「デイドリーム」に期待感を示した。25日付工商時報などが報じた。
ただ林董事長は、VRハードウエア自体は依然楽観しておらず、コンテンツの方が期待でき、グーグルやフェイスブック(FB)などのVR活用でVR産業が発展すると予測した。
梁次震クアンタ副董事長は、下半期はノートPC(アップルのMacBookを示唆)やウエアラブル(装着型)端末(アップルウオッチを示唆)の新機種の出荷が始まると説明。既に最悪の時期は過ぎ去ったと述べた。
一方、同業大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の陳端聡総経理は、同社はノートPC以外の売上高が全体の35%に達していると指摘。今年は世界でノートPC、タブレット端末の出荷が10%減少するが、同社のタブレット出荷は業界平均以上を保ち、▽コンピューター▽通信▽個人向け▽クラウド▽ネットワーク──関連製品出荷は前年比20%増えると予測。長期的には車載用、IoT(モノのインターネット)関連が業績を押し上げると予想した。
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