ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年6月27日_記事番号:T00064907
鉄鋼川下メーカーの燁輝企業(YP)の呉林茂総経理によると、中国鋼鉄(CSC)による鋼鉄価格引き上げや、米商務省が中国製品に対し厳しいアンチダンピング(AD、不当廉売)課税を決定した影響で受注が回復し、黒字に転じた。同社は昨年、9億5,400万台湾元(約29億円)の損失を計上していた。第1四半期連結売上高は111億1,400万元、純利益は2億4,700万元だった。27日付蘋果日報が報じた。
呉総経理は今年の目標について、台湾市場でシェア35%を目指すと話した。開発中のハイエンド鋼材が建材に応用されたり、亜鉛めっきが電子製品のフレームに採用されたと明かした。また、特殊なコーティングを施しためっき鋼版の開発を進めており、今年量産を開始すると話した。
同社は今年、中国子会社で自動車用の冷延鋼板を120万トン、溶融亜鉛めっき合金を40万トン生産する計画だ。自動車用鋼板の生産は初となる。
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