ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年6月27日_記事番号:T00064909
自動車大手、裕隆集団の厳凱泰(ケネス・イエン)董事長は24日、日産自動車による三菱自動車の買収方針に対し、傘下に両社の合弁会社を持つ裕隆集団にとって、共同プラットフォームの採用により生産効率が上昇し、収益増加が期待できるとの考えを示した。25日付経済日報などが報じた。
厳董事長は、三菱自と合弁の中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)の株主総会に出席し、過去数年、三菱自の開発リソース不足で新車の競争力が落ちており、中華汽車は自社ブランドの新車開発が必要不可欠だったと話した。三菱自が日産の傘下に入れば販売車種が増加し、中華汽車の新車販売が拡大するとの期待感を示した。また、台湾市場の今年の新車販売台数は、前年比で微増になると予想した。
なお厳董事長が5月に消化器疾患で入院し、裕隆汽車の株主総会に欠席したことで、体調悪化を不安視する観測があった。しかし、中華汽車の株主総会の会場には自らの運転で現れ、不安説を一蹴した。
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