ニュース 政治 作成日:2016年6月27日_記事番号:T00064926
国務院台湾事務弁公室(国台弁)は25日、台湾側が「1992年の共通認識」の確認を延々と避けているとして、中台間の対話メカニズムは既に停止したと明言した。中国側が中台対話の中断を公式に表明したのは初めて。26日付蘋果日報などが報じた。
張小月行政院大陸委員会(陸委会)主任委員は、両岸(中台)の民衆の福祉のため、より開放的な態度で臨んでほしいと中国側に呼び掛けた(27日=中央社)
これに対し行政院大陸委員会(陸委会)は、台湾政府は92年の中台対話で共同の認知と理解に達した史実を尊重しており、現在のメカニズムを維持するため、中台対話の門を引き続き開くと表明した。
レイモンド・バーガード米国在台協会(AIT)主席理事はメディアの取材に対し、中国側の決定について「非常に不幸なことだ」と述べつつ、中台関係は一定の曖昧さ維持することが非常に重要で、馬英九前総統の時代でも中台間の合意には多くの曖昧さが存在していたと指摘した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722