ニュース 電子 作成日:2016年6月28日_記事番号:T00064927
サムスン電子がテレビに採用した量子ドット材料と技術が液晶業界で注目を集める中、現在、世界で米スリーエム(3M)のみが供給している量子ドットフィルム(QDEF)を、迎輝科技(EFUNテクノロジー)が台湾メーカーとして初めて生産し、第3四半期より出荷を開始する予定だ。初期は屋外での使用を主とする業務用ノートパソコン向けに供給されるとみられる。28日付電子時報が報じた。
サムスンはテレビ事業において、量子ドット技術が将来、主流になると認識しており、積極的に開発を進めている。
EFUNの呂英宗総経理は、量子ドットフィルムは色域の広さと高コントラストを特性とし、強い光の下でもはっきりと映像を映し出すことができるため、テレビのほか、軍事用、スポーツ用ノートPC、車載用ディスプレイ、看板など屋外で使用されるディスプレイ製品や芸術、医学など高い色彩性能が必要となる分野での応用に適していると指摘した。
その上で同社は既に月産10万平方メートルの量子ドットフィルム生産能力を構築しており、台湾、日本、中国の液晶パネルメーカーやバックライトモジュールメーカーなどにサンプル出荷を行っていると語った。
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